レチノールって聞いたことありますか？
最近SNSでよく聞くと思います。
皆さんこういったの見かけませんか？
今回はレチノールについて使用方法も交えて解説していきたいと思います。
レチノールとは
まず、レチノールとはどのようなものかを説明します。
レチノールとは、さまざまな肌トラブルの改善に効果が期待できるビタミンAの一種です。
ビタミンAは、ビタミンC、ビタミンEとともに「ビタミンACE（エース）」と呼ばれ、活性酸素の働きを抑える作用を持つ抗酸化ビタミンです。
シミやしわ、ニキビやニキビ跡の症状改善を目指します。
レチノールには、次のような重要な生理機能があります。
・光覚の維持に必須
・皮膚や粘膜の健康維持
・生殖および胚の正常な発生
・免疫機能の維持
レチノールは体内で生成できないため、食事からの摂取が必要で
動物性食品に多く含まれています。
レチノール欠乏では、夜盲症、皮膚や粘膜の異常、
生殖機能不全などを招くことがあります。過剰摂取にも注意が必要です。
女性が使うイメージがありますが、男女関係なく使用できるアイテムです。
レチノールの効果
レチノールには、主に次の４つの効果が挙げられます。
・毛穴の黒ずみ・たるみ改善
・シミの改善・美白効果
・しわ・たるみの改善
・ニキビ・ニキビ跡の改善
それぞれの効果について詳しく解説します。
毛穴の黒ずみ・たるみ改善
レチノールは、毛穴の黒ずみやたるみの改善に効果が期待できます。
レチノールは皮膚の分泌量を正常にして肌のターンオーバーを促進する効果があり
幅広い毛穴トラブルの改善が期待できます。
シミの改善・美白効果
レチノールはシミの改善に効果が期待できます。
シミの原因の一つが紫外線によるメラニン色素の蓄積です。
紫外線を浴び続けてメラニンが大量に生成されると、ターンオーバーで排出しきれず、蓄積してシミになります。
レチノールは真皮の働きを活性化してコラーゲンの生成を促進。
アンチエイジングが期待できます。
しわ・たるみの改善
肌のしわやたるみの主な原因は、加齢によって減少するコラーゲンやエラスチンです。
肌がたるんで皮膚が寄ってしわが生じます。
レチノールはコラーゲンの生成を促進して、しわやたるみの改善を目指します。
ニキビ・ニキビ跡の改善
レチノールは、ニキビやニキビ跡の改善にも効果が期待できます。
ニキビの原因の一つが、皮脂の分泌量が増加することです。
毛穴が詰まってアクネ菌が増殖し、炎症を起こすとニキビが生じます。
また炎症性ニキビを生じた場合、治った後に赤みや色素沈着が原因でニキビ跡が生じることもあります。
皮脂が過剰分泌する一つの原因として、ビタミンAの不足が考えられます。
ビタミンAのレチノールは、ニキビ・ニキビ跡の改善および予防に有効です。
レチノールの副作用
レチノールを使うと、起こる可能性がある副作用は以下になります。
・肌の乾燥
・肌の赤み
・皮むけ
上記の副作用は「レチノイド反応」とも呼ばれます。
新陳代謝が急に促進されることが原因で起こる反応で、自然におさまることがほとんどです。
ただし副作用の症状がひどい場合や、長引いたりする場合は
使用を一旦中止して、お医者さんに診てもらいましょう。
レチノールの使い方
そんなレチノールですが、スキンケアで用いる時どのタイミングで使用するのでしょうか。
使用タイミング
一般的には、化粧水や乳液を使用した後とされています。
レチノールは油性のため、化粧水などよりも先に使用してしまうと
化粧水などの水分(水性)が肌に浸透しづらくなってしまいます。
そのため、化粧水や乳液を使用してから
レチノールを使ってあげましょう。
使用時の注意点
使用時は以下の点を気を付けてください。
・夜に使用する
・ビタミンCとの併用
・保湿をする
夜に使用する
レチノール使用後は、紫外線の影響を
とても受けやすい状態にあります。
そのため、日中は紫外線が多く
飛んでいるため、日中の使用はおすすめできません。
どうしても日中に使用する場合は、紫外線対策を
しっかりしてください。
日焼け止めはもちろん、日傘や帽子などで
徹底的に紫外線をシャットダウンしてください。
ビタミンCとの併用
レチノールとビタミンCは相性がよろしくないです。
ただ、相性が悪いからと言って
併用してはいけないというわけでもないです。
使用する順番を理解して
正しく使用すれば併用しても問題ないです。
相性が悪い使い方としては
レチノールとビタミンCを混ぜて使用したり
同時に使用する場合です。
正しい使い方は
ビタミンCを使用してから、レチノールを使用することです。
水溶性のビタミンCは、化粧水などと同じで
レチノールを使う前に使用してください。
そうすることで、レチノールが
ビタミンCの浸透率を高めてくれます。
保湿を行う
レチノールを使用すると
肌にターンオーバーが促されます。
ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組み
そのため肌が乾燥しやすい
状態になっています。
なので十分な保湿を行わないと
ターンオーバーが上手く行われず
肌荒れを起こす原因になってしまいます。
まとめ
以上が、今流行っているレチノールに関してでした。
正しい使用方法で使えば、美肌に近づきます。
男性女性問わず、誰もが使えるアイテムなので
気になった方は、手に取ってみてはいかかでしょうか？
薬局や、Qoo10などどこでも手に入ると思います。
以下は、有名レチノールです。
比較的手に取りやすい初心者向けはinnisfreeのレチノールです。
ぜひご参考までに。
